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2011年5月24日 (火)

炉心溶融

[報道より]

東京電力は24日、福島第1原発2、3号機の地震発生後の炉心状況などを模擬解析した結果、原子炉圧力容器内の冷却水が失われていた場合、2号機は地震から約101時間後の3月15日午後8時ごろ、3号機では約60時間後の同14日午前3時ごろに核燃料の大部分が溶融し、1号機と同様、圧力容器底部に落下し「炉心溶融」していたと発表した。

また、1号機については、地震発生から約15時間後に圧力容器が破損したとの解析結果も示した。

ここまでが報道内容・・・。

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 ある程度は予測出来ていた・・・にしても、震災後2ヶ月も経てこんな発表って・・・。パニックを防ごうとしたにしても意図的に「大丈夫!!放射性物質の漏洩は微量です。原子炉圧力容器と原子炉格納容器の健全性は確認しています!!」等と、嘘や出鱈目を吹きまくっていた東京電力と政府の信用は失墜しました。(少なくとも現場近くに居れば、ある程度の予想は出来ました。)現実に原発周囲の土壌汚染は、無視できないレベルまで上昇しています。

 何時の時代でも大本営発表程胡散臭い物は有りませんね。やはり、「自分の身は自分で守る。」これに尽きます。

 唯一の救いは、炉心が溶融していたのに「再臨界」が起きなかった事。ドナルドも祈ってましたから・・・。今後も高濃度汚染水を海洋に廃棄する様な場面はあるかも知れませんが、再臨界を防ぐ事が最優先です。

注)画像削除致しました。 

 参考までに、上の写真が炉底部でCRDハウジングを支える「CRDハウジングサポート」です。(高線量の為、DSPの水中に沈めて有ります。)その外周に有るのが「炉心シュラウド」。実物の写真です。

注)画像削除致しました。 

 上の写真が、原子炉圧力容器の内部の写真です。炉底部にBWRの特徴であるCRDハウジングの丸い筒が沢山見えます。ここの少し上に CRDハウジングサポートや炉心シュラウドが取り付けられていました。

 福島第一原発で溶け出した燃料は、このCRDハウジングの溶接部を溶かし、一部が原子炉圧力容器から原子炉格納容器に漏れ出したと説明していましたね。

 兎に角終息に向かいそうで何よりです。

 「ビックリした」ので話は変わりますが、学校や幼稚園の校庭に滞在した場合の線量当量限度が20ミリシーベルト/年に設定された事。これは震災以前の職業放射線業務従事者の線量当量限度に相当します。(正確には、法律上5年で最大100ミリシーベルト。年間最大50ミリシーベルトの被ばく限度ですが、事業者は一般的に自主規制で年間の平均値である20ミリシーベルト/年としていました。これは、1年で50ミリシーベルトの被ばくをすると、2年で100ミリシーベルトとなり、残りの3年間は放射線管理区域での仕事が出来なくなるからです。)

 この「線量当量限度」と言うのは、一般成人の男性及び生理の上がった女性に適用されるものであって、細胞の新陳代謝の激しい子供や妊娠可能な女性は放射線感受性が高いとされ、適用外だったのです。

 それをいきなり一般社会に適用するとは・・・・行政もパニクッている事の証明かな??

ANJIN

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コメント

ホント、マスコミは「メルトダウン」「炉心溶融」って言葉が使いたくて使いたくて仕方がないんですね。
「東電は当時既にメルトダウンが起こっていたことを認めました」に至っては噴飯もの。
まーったくチャラいんだから閉口してしまいます。
さてと。明日か明後日には低レベル汚染水のプールが満タンになりますね。
困った困った。

投稿: 誰やねんっ20号! | 2011年5月25日 (水) 13時40分

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