炉壁遮蔽体の取り付け
久し振りになりましたが、炉壁遮蔽体の取り付け風景の映像を紹介します。
化学除染と言うのは、あくまで配管や各機器の内面に付着した放射性物質の除去に有効ですが、原子炉を構成する各機器が中性子線を受けて放射化した放射性物質を除去する事は不可能となります。
したがって、原子炉の運転中は常に中性子線を照射されている炉壁等は、それ自体の一部が放射性物質になっている為、人間が原子炉内部で作業を行なう事が出来る様に炉壁を遮蔽する事によって放射線を遮る措置が必要となります。
次回からは、原子力蒸気ボイラーが作り出した湿った蒸気の恐ろしさ(タービンの翼を侵食し、主蒸気配管並びにクロスアラウンド配管を浸食し、抽気配管を侵食する。)について書いてゆこうかと思っています。私はこれらの機器の交換工事にも従事し、蒸気に混ざる水分や不純物の恐ろしさを眼のあたりにしました。湿った蒸気の通る配管の内側が水や不純物の影響で浸食され、もう少しで分厚い配管に穴が開きそうな程・・・配管内部はまるで鍾乳洞の様でした。
あんじん
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